ミルクチョコレート

こんにちは、お元気ですか?はい、そうですか。なによりです。

ともだちの、すきなひとの、結婚したかった人の、彼女が、本当に良かった、本当に良かったんです

 

書く文章、撮る写真、詠ううた、全てにおいて私のドンピシャで、会ったことも、話したこともないのに、あんなに嫌悪を抱いていたのに、嫉妬しかしていなかったのに、一気に彼女のファンになってしまった

 

理解できないのに、なんか良いとか、

意味もわからないけど、なんか良いとか、

その私の中の、なんか良い、が詰まっていた

 

あんなに好きだった人の好きな人が、わたしの好きな人になって、なんか、もうそれだけでいいなって、

 

完全に敗北が決定して、恋愛なんて、勝ち負けではないけれど、彼女には一生勝てないと心から思う、彼女が彼女で良かった、ともすごく思う

 

きっと私の中で彼は一生忘れられない人ではあるけれど、この半年?くらいかな、

たくさんの良いものに触れさせてもらえて、素敵な感性を分けてもらえて、大好きになった音楽に出会わせてくれて、楽しいも悔しいも悲しいも好きも全力疾走でぶつけてきたけど、

 

彼らの幸せを守るために、(と美化させていますが、自分を守るだけのものである、)一歩後ろに立って、下がって、自分を確立させていこうと思う

 

でも、本当に好きで好きで仕方なくて、本当に好きだったんですよ、本当に、

 

あの日のいつものバーで、

今は良く思ってくれてるかもしれないけど、これが40.50になってみなよ、嫌になるよって言った彼に、わたしは、2人で、なんとなく、最低限でも、それなりに生活がしていけたらそれだけでいいんだよって答えた、本当の気持ちだったから、

そうしたら、そうだね、あなたのそういうところを好きになる人はいるよって、いつものようにほっぺをつつきながら言ってくれた、

この言葉をこれからも忘れることはないし、この言葉を信じて、わたしは、わたしがいちばんしあわせになれるような人生を、送る

 

これからもずっと、あの角なんて知らず、あなたの家にまっすぐ夕飯を食べに帰りたかった。けど、わたしの本当の安心はあなたと違うところにある、これからいくつも、本当の安心を求めて色々な場所を自分の場所にしていけたら、きっとそれが2人の幸せになるんだろうな、2人の本当の安心が、一緒だったら、どれだけしあわせだったんだろうだなんて馬鹿なこと言ってないで、はやく幸せになれよ

 

 

 

 

わたしは、彼のその日の天使にはなれなかったけど、わたしにとって、あなたは何時もの天使だったよ